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【業種】 機関工・従業員5名
【解決方法】 訴訟(和解)
【結果】 請求額の2割以下
退職した従業員が、在籍時、艦船の修理作業中に、右示指伸筋腱断裂のケガを負ったことについて、安全配慮義務違反に基づく高額な損害賠償請求の訴訟をおこしてきたというご相談でした。
事故の態様や、会社としての安全体制が争点となり、解決のサポートをいたしました。
企業の担当者様から、従業員の主張している内容について、聞き取りを行い、事故の内容はどのようなものだったのか、企業としての安全体制に不備はなかったのか等、今後のポイントとなる事項の聞き取りを詳細に行いました。
また、事故の態様や当時の状況を調査するために、弊事務所の弁護士が事故現場まで足を運び検証を行いました。
会社として、作業に使用する器具については、適切な選定を行っていたこと、実際に作業に従事する従業員に対しては使用方法や危険性を十分に説明していたこと、器具の使用に問題がないか業務を監視する体制を整えていたこと等、安全体制に問題はなかったことを、丁寧に主張立証いたしました。
また、原告となった従業員は、40年あまり会社に勤めるベテランであったにもかかわらず、作業の態様に初歩的なミスがあってこと等も、現場検証や聞き取りを通じて判明したので、従業員自身に過失が相当程度あったことを主張致しました。
上記のように、現場検証による事実確認や聞き取り、裁判での主張立証を効果的に行ったことで、原告となった従業員の主張する点について、不合理な点を明らかにすることができました。
結果として、請求額の8割以上も減額することに成功いたしました。
当事務所は使用者側の労働問題を数多く解決してまいりました。是非一度ご相談ください。
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この記事を執筆した弁護士